慶弔おなまえスタンプは、冠婚葬祭用の金封に自筆で名前を書くのは苦手な方や面倒に思っている方にオススメのキレイに失敗無く捺せる便利スタンプです。
冠婚葬祭で用意する金封の名入れ
コンビニや薬局をはじめ100円ショップでも気軽に買うことができる金封。名入れの紙は間違っても良いようにかどうかは分かりませんが、短冊の表記が複数パターン用意されていて何回か書き直すなんて経験をされてきた方少なくないのではないでしょうか。
気持ちの入るこういった形式においては見映えもきちんとしたいと考えるのは自然なことだと思います。
金封の歴史や形式・書き方
その昔日本では贈り物を和紙で包む「折形(おりがた)」と言われる礼法がありました。
この「折形」のうち金銭の贈与に用いられたものが金子包で、現在の馴染みのある金封はこれを略式化したものといわれています。
まさに伝統的な日本の文化ですね。ちなみに遊戯用に派生していったのが「折り紙」です。
その折形を結ぶものが「水引」で遣唐使の時代の唐からの贈り物に結ばれていた麻紐が起源だとか。
また金封に添えられる熨斗(のし)は、もともとアワビをひも状に削ぎ、薄く延ばして乾燥した「熨斗鮑(のしあわび)」が原型で長寿をもたらす縁起物とされてきました。
この熨斗鮑を紅白の和紙で巻いて神様の貢物としていたことで贈答の形が出来上がり、現在の形式として受け継がれているということなのです。
一方で葬儀においても金封は香典・香料と意味を変え存在します。仏式においては白無地または蓮の花の絵柄が入った包みに、四十九日を挟み前を「御霊前・御香典・御香料」後を「御仏前」と表書きします。宗派によって死後すぐに仏になる思想もあるため詳しくは割愛。
白黒あるいは銀一色の結び切りの水引をかけます。関西では黄色と白の水引も多いようです。
神道式は白無地の包みに「御霊前・玉串料・御榊料」と書き、白黒、白一色の結び切り水引を使い、キリスト教は水引は無しでシンプルな封筒。
現在においては生活や個人の価値観などで金封も多様化しています。水引もお洒落なものや本数にこだわらない豪華なものなどありますし。
先人の思いを心を込めて大切にしつつも、新しい形式で日本の伝統文化がこれからも残ってくれればと思います。
名入れの仕方・書き方
便利商品の紹介
慶弔おなまえスタンプの使い方についてショート動画で簡単に紹介しています
商品情報
HANKOMANSはシヤチハタ社商品の正規販売店です。
- 品番:GS-KA/MO
- 商品コード:33010
- インク色:黒・薄墨の2種類セット
- 注文システム:メールオーダー式